【失敗するかも?な、金融商品】と、その理由を解説!iDeCoやNISAなんてやめたほうがいい!

自己啓発

今、国をあげて”投資”を推奨していますが、果たして本当に「大丈夫なのか?」怪しいと思う理由を徹底解説していきますよ。
この記事は、今、”投資”をやろう!と考えている人に有益な記事です。

~目次~
1.国が推奨している金融商品
■iDeCoなんてどうかなぁ?
 ■新NISAはどうなの?
 ■つみたてNISA 
2.ドル・コスト平均法
3.毎月分配型投資信託の分配金はあなたの元本から出ている
4.新興国株式ファンドはリスクがいっぱい
5.セット売り商品
6.FXは大ギャンブル!
7.最後に


1.国が推奨している金融商品

iDeCoなんてどうかなぁ?

iDeCoというのは何か?まだよくわからない人に解説です…iDeCoとは、投資商品の積立です。
老後に向けて、毎月一定額をあらかじめ選んだ投資商品で運用していくというもので、投資信託の積立です

:iDeCoのメリット
①毎月の掛け金は全額所得控除になるので、所得税、住民税が安くなる
②運用中に出た利益には税金がかからない
③年金を受け取るときは、退職所得控除と公的年金等控除になる

普通の株などの投資だと、利益が出た場合20%の税金がかかりますが、iDeCoにはかかりません。

積立額には上限があり、会社員で会社に確定拠出年金制度がある人と公務員は、年14万4000円まで、自営業の人は81万6000円までが所得控除の対象です。

:iDeCoのデメリット
iDeCoは節税になるというメリットはありますが、積み立てたお金が60歳になるまで引き出せないというデメリットもあるのです。

自分のお金なのに、必要な時に引き出せないなんてちょっとなぁと思うんです。

まず、普通のサラリーマンで、節税できる額なんてたかがしれている程度で、めちゃくちゃ払っている人ってそういないと思うんですよねぇ…。

それに、始めた時の積立額を60歳まで、果たして維持できるのか?いつお金が必要になるかわからないのにです。

もしもあなたが「今、どうしてもまとまったお金が要る」という時にそのお金が遣えず、金融機関から高い利息で借りなければならないとなったら、本当にもったいない事です。

余談ですが、自営業者の方ならば、iDeCoよりも小規模企業共済制度というものがあります。

この制度ならば、事業で資金が必要になった時などに、あずけているお金を担保にして低金利で融資してもらえるのです。最悪、途中で解約することもできるのです。(ペナルティはありますが…)

:iDeCoに有利な職種

iDeCoに有利な職種があります。それは…公務員です。公務員にとってはiDeCoはとても優遇された金融商品なのです。

iDeCoを使うことで、公務員の年金は4階建てになるのです。サラリーマンの年金は、基礎年金と厚生年金で2階建てです。公務員は基礎年金と、厚生年金と年金払い退職給付とiDeCoというふうになります。

:iDeCoには手数料が掛かる

iDeCoには手数料が掛かります。それも安くない…。
もちろん、金融機関にもよりますが、まずは口座開設に3000円程度、毎月171円の共通の手数料、金融機関に払う口座管理料500円程度、があります。年間数千円の手数料が…。

この手数料よりも利益が出るのはいつになるんですかねぇ…。

ただ、金融機関によって異なりますので、手数料の安いところを探しましょう。

ちなみにSBI証券、松井証券、楽天証券は管理手数料は無料です。
取扱い本数では、SBI、松井、楽天、の順ですね。

これらはあくまで投資ですので、必ずしも年金が増えるわけではありません。増えても減っても手数料は掛かります。60歳まで払い続けるのです。


■新NISAはどうなの?

:新NISAのメリット

NISAというのは何か?iDeCo同様よくわからない人のために、NISAとは少額投資非課税制度のことです。
「NISA口座の中の資金でやる投資は非課税ですよ」という制度です。通常は利益の20%を税金で取られるのですが、NISAなら利益にも配当金にも税金はかかりません。

年間の限度額は120万円、5年間で600万円の投資額に対して非課税になります。しかし、5年間の非課税期間が終わると税金がかかるようになります。

この記事を書いているのが2023年です。2024年から制度が改正され、新NISAになる予定ですので、非課税期間が無期限になり、投資の年間限度額が240万円に変更、非課税保有限度額が1200万円になるのです。これが新NISAのメリットなのです。

これだけ優遇するということはどういうことなのか…?

国としては、どうしても国民にお金を使わせたいということですね。お金を市場にださせたいのです。

:新NISAのデメリット

いいですか?iDeCoもNISAも投資だということを忘れないでください。普通に投資するよりもお得に感じることはあるかもしれません。

しかし、投資である限り、値下がりすることもあることを忘れずにいてください。
100万円買った株が80万円に下がったら、一瞬にして20万円はなくなります。それが投資です。その下がってしまった株を、あなたは元に戻るまで持ち続けることができますか?投資には人間の感情が大きく関係します。「この下がった株を持ち続けていいのだろうか?」とか不安になるのです。「戻らなかったらどうしよう?」そんな風に不安にかられながらの生活は楽しめるのでしょうか?お金が増える可能性があるということは、減ってしまう可能性もあるということなのです。

国や金融機関はリスクについてはほんのさわりしか説明しません。説明書にも、長~くメリットを説明して、読むのが嫌になった最後の方にちょろっと書くだけです。

メリットだけを言うひとを信じないで、デメリットもあるということを念頭に置いてやりましょう。

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つみたてNISA

つみたてNISAは、2024年から新NISAのつみたて投資枠というふうに呼び名が変わります。
名前どうり毎月コツコツと積み立てて、投資商品を買っていくという形です。

今までは、非課税期間が最長で20年でしたが、こちらも無期限になります。iDeCoと違って、こちらは途中で引き出すこともできます。

売り文句としては、”少額投資で長期間運用、非課税の複利効果でお金が増えやすい、老後の資金に、子供の教育費を貯めるのにもってこい”なんか、いいことずくめですね…ホントですか?

では、言い方を変えてみましょう…”投資額に上限あり、商品ラインナップが限られていて、通常の証券口座との損益通算ができない自由度がない制度”です。もちろん投資ですから、減る可能性もあります。


2.ドル・コスト平均法

ドル・コスト平均法というのは、一定額を定期的に購入して投資していく方法のことです。
初心者に向いている方法と言えますが、どういうことかというと、毎月同日に1万円投資商品を買っていくと、商品の値が上がっていれば、1万円で少量しか買えません。しかし値が下がっていればたくさん買えるということ、長期間の投資で考えると平均的な価格で買えている、という考え方です。

でも本当だったら安い時にたくさん買って、高い時には買いたくないですよねぇ。
投資もお商売も「基本」は安く買って高く売ることなのです。

コツコツ投資のデメリットをもう一つ…金融機関に支払う手数料です。手数料は1万円買っても100万円買っても同じ金額です。

金融機関はこの手数料が利益なのです。何も知らない投資初心者が、つみたてNISAなどで毎月手数料を支払ってくれることを願っているのです。一度契約してしまえば黙っていても毎月手数料が入ってくるのです。

投資で勝つ人は、稼げるときに大きな資金を入れて、サッと逃げていく人、確実な情報を集め、その為の努力を怠らない、そんな人たちなのです。その人たちから見たら投資初心者なんていいカモなのです。


3.毎月分配型投資信託分配金あなたの元本から出ている

この毎月分配型投資信託は、一ヶ月ごとに決算をし、収益等の一部を分配金として受け取れるというものです。
毎月分配金が貰えるというと、毎月お小遣いが貰えるというというふうに思わせるのですが、これには大きな勘違いがあります。

こういった商品はまたもや投資初心者を狙った「勘違いさせ商品」なのです。

いいですか?この商品は、運用成績が良くても悪くても分配金が出るように設定されています。最初から分配金を出すことを目的として設定されているのです。

この商品の怖いところは収益が出ていない場合は、元本から分配金が出ているというところなのです。
金融機関というのは、お金を集めることが仕事なのです。あなたの退職金などのまとまったお金を集めたいのです。あなたを儲けさせることが仕事ではなくて、商品を売ってお金を集めることが仕事なのです

長期投資でお金を増やすには、何よりも複利効果が絶大です。せっかく利益がでたとしても、さきに分配金を貰ってしまっては福利の効果は得られません。いざ売却と思っても、その時には目減りしていることが多く、残念な状況になっていたりするのです。

この、毎月分配型投資信託という商品は手数料も税金もバカ高い商品です。持っているだけでお金がかかる商品なのです。もう一度言っておきますが、毎月支払われる分配金はあなたの元本から出ていることをお忘れなく


4.新興国株式ファンドはリスクがいっぱい

新興国ってどんな国かっていうと、発展途上国のことです。
発展途上国というのは、経済や政治がとても不安定な国が多いのです。こういった危なっかしい国の株式を集めた投資信託を新興国株式ファンドというのです。

この投資信託の売りは、伸び代があるということです。中国やシンガポール、マレーシアなどの経済発展は著しいものがあります。しかし政治が不安定でどうなるかわからないような国もたくさんあるのです。

新興国株式ファンドは、ハイリスク・ハイリターンな商品です。当たれば大きいですが、リスクも大きい商品なのでギャンブルのようなものなのです。


5.セット売り商品

銀行員が持ってくる投資話には気をつけましょう。
例えば期間限定高金利定期預金とセットの投資信託商品など…。高金利定期預金を”餌”にして、投資信託を買ってもらおうということです。

何故、銀行は投資信託を売りたがるのか…?

銀行など金融機関にとって投資信託商品は売れば確実に手数料が入るノーリスクの収益商品なのです。買った方はリスクを抱えることになりますが、銀行にとってはおいしい商品なのですよ。


6.FXは大ギャンブル

FXはもはや投資ではなくギャンブルです。素人は絶対にてをださないのが賢明です。

レバレッジをかけて資金の何倍ものお金で取引するなんて危険すぎますよ。
保証金どころか、大きな借金を抱えることも考えられます。やめておきましょう。


7.最後に

色んな金融商品がありましたねぇ…

どの商品も、何とかしてあなたの財布からお金を引き出そうとよく考えられたものだと思います。
あなたがなたのお金を守るためには、いっそのこと投資をしないという方法もあるのかな、と思うのです。

多くの人がやりだすと、自分だけが取り残されてそんしてしまうのではないか?と思ってしまいがちです。焦って金融機関の言われるがままのものを買ってしまわないように気をつけてください。

私は決して投資は絶対ダメと言っているわけではなくて、しっかり学んでからやるべきだと言っているのです。

将来のこと、30年後の経済がどうなっているのかなんて誰にもわからないのです。あなたの大切な「お金」を守るために、正しい知識をつけてください。(○・ω・)ノ—-end—–

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