【郵便局の”裏の顔”】こんな商品は買うな！

数年前に起きた「かんぽ生命不正販売問題」ありましたよねぇ…あの事件から郵便局員の”裏の顔”が見えちゃいましたよねぇ。
今回の記事は、そんな郵便局の商品で「これ、買わないほうがいいんじゃないかなぁ…？」というものを解説していきたいと思います。

～目次～
１．かんぽ生命不正販売問題
２．郵便局の投資信託はリスク大！
３．学資保険は「元本割れ」
４．郵便局には素晴らしいサービスがある（ユニバーサル・サービス）
５．最後に

１．かんぽ生命不正販売問題

２０１８年８月、この問題は発覚しました。「かもめ～る販売ノルマが厳しい」という新聞社への投書がきっかけでした。

郵便局員による不正が横行し、保険料の二重徴収、不適切な保険乗り換えの意図的な無保険期間、この無保険期間があったせいで保険金をもらい損ねた人もおおかったでしょう。これがかんぽ生命の実態なのです。こんな商品を買っていいのでしょうか？

これは過酷な販売ノルマに追い詰められた現場がやむを得ず不正に手を染めてしまったということです。ノルマを達成できないと、パワハラまがいの指導があったりしたようですね。

それでも高齢者を喰いものにしたことは許されないことです。

２．郵便局の投資信託はリスク大！

何故郵便局の投資信託はリスク大なのか？

２０１９年ゆうちょ銀行の投資信託の不適切販売問題が発覚しました。これは７０歳以上のお年寄りに販売する時の社内規定に違反していたというもので、２万件近い違反があったようです。

これに違反していた店舗はぜんたいの９１％にも上ったようです。ということは、あなたの近所の店舗もそうだったということですよ。

郵便局は高齢者への訪問販売が主流です。郵便局員は相手の郵便貯金額を知っているのです。お金を持っている事を知っているのです。

高齢者は情報弱者です。局員にとっていい”カモ”だったでしょう。普段からよく来る顔を知った「良い人」から、「こんないい商品があるんだよ」と言われたら契約してしまうでしょう。こういう人の良さにつけ込んだ商売をやってきたところが扱っている商品がいいわけないのです。

いいですか？この人たちが欲しいのは、投資信託を契約したあとに発生する高い手数料です。
この高い手数料が金融機関の利益なのです。お客さんにとっての”良い商品”は、金融機関にとっては悪い商品なのです。

あなたは勧められた商品の内容がどんなものなのか説明できますか？恐らくしっかり説明できる人などほとんどいないと思います。何故ならわざとわかりにくくしているからです。

自分で中身がわからない商品は買ってはダメなのです。

３．学資保険は「元本割れ」

「お子さんが生まれたなら学資保険はどうですか？」と言って、郵便局員さんに営業されたことはないですか？あるでしょう？

子供が大学に行くときにまとまったお金が必要になります。そこの教育費を学資保険で貯めようとすると、元本割れになるようになっているのですよ。

「医療保障がついて、貯蓄も出来るのならいいのでは？」という人がいると思います。しかし、そもそも子供に医療保障なんて必要ないのです。高校生になるまで医療費はタダです。ましてや死亡給付金なんて一家の大黒柱でもないのに必要ありません。

教育費を貯めるのなら、銀行の定期預金がいちばん、元本割れしません。ほとんど増えることはありませんが、減ることはないので、確実なのです。教育費をつくるのに絶対に負けるギャンブルなどしてはいけません。

４．郵便局には素晴らしいサービスがある（ユニバーサル・サービス）

郵便局には素晴らしいサービスがあります。ユニバーサル・サービス、これは、全国どこでも公平に利用できるサービスのことです。

郵便配達は全国一律、同一料金です。はがきも定形郵便も離島への配達でも同一料金なのです。

そして全国どこにでも局がるという”ありがたさ”どんなに田舎でも、僻地でも郵便局はあります。これを維持するのはとても大変なことだと思います。とても完全民間企業ではできません。

ATMは２４時間３６５日手数料無料、頭が下がりますよね。こういった良い面にも目を向けて感謝をしなければいけませんね。

５．最後に

郵便局にはいい面もあまりよくない面もあります。

何が大切なのかというと、正しい知識を身に付けるということだと思うのです。

自分がちゃんと知っていれば、良くない商品に手を出すこともないですし、大切なお金を減らすこともないのです。

学ぶことはあなたがあなたを助けることなのです。(○･ω･)ﾉ—-end—–