やみくもに行動しても成功するわけではないのです。
「いつか役に立つこと」を学ぶのではなく、「今、自分に必要な事」を学ぶのです。
～目次～
１．あなたの目標が実現しないのは何故か
２．明確なテーマ[目的]を決めよう
３．行動をおこす
４．テーマの実現のために、周囲の人達を巻き込もう
５．最後に
【１．あなたの目標が実現しないのは何故か】
「変わりたい！」そう思っている人は沢山いるのではないでしょうか。
その多くの人は自分を変えるために「目標」を掲げています。実はこれが間違いだったりするのです。
目標を立て、その達成のために頑張る、一見正しい事に見えますが、実は足を引っ張ってしまう傾向が強いのです。目標を設定してスケジュールを作成し、何日までに項目を達成する、これを続けていると段々”やらされてる感”がでてきます。そうすると途中で挫折する人がでてくるのです。
最初はスケジュールどうりこなしていくのですが、段々できなかった項目が増えていくのです。そして新しいスケジュールをつくることになります。こんなふうに堂々巡りをしていては自分の思うような大きな変化は起こらないのです。
こういった目標達成型の思考では何か問題が起こった時に挫折しやすいのです。ですから目標達成型ではなく、もっと大きな視野で見た「目的達成型」を目指してください。
目的というのは「テーマ」です。本気で自分を変えたいと思うのであれば「行動」ではなく、「テーマ」にこだわってください。
映画、小説、漫画、ほとんどのストーリーには必ずと言っていいほど「テーマ」があります。あなたの中にも「テーマ」を設定してください。「自分はこうなるんだ」という「テーマ」を。テーマを決めてしまえば目標が上手く達成できなくても投げ出してしまうことがなくなります。目標というのはテーマを達成するための通過点だということがわかるからです。
あなたは、あなたの決めた「テーマ」に沿って行動してください。そして、あなたが主役の映画、ストーリーをつくっていくのです。その過程で色々な問題が起こると思います。それが当たり前の事なのです。どんな映画でも問題を解決しながら盛り上がっていくのです。それが分かっているのとわかっていないのとでは大きな違いがあるのです。
それをわかっていれば何か問題に直面しても「これはテーマを達成するための通過点なのだ」と認識して、諦めることなく進んでいくことができるのです。
問題を解決するにあたって自分ひとりではどうにもならない時があると思います。そんな時は”他人の知恵”に助けてもらいましょう。そうです、他人と関わりましょう。
またも映画に当てはめてみるとわかりやすいのですが、主人公が困った時に助けてくれるのが”他人”なのです。その問題に精通した色んな友人や仲間たちが関わることによって主人公は成長していくのです。ですから困ったときには、とにかく人に会って影響を受けることが効果的なのです。
あなたが主役のストーリーも、あなたひとりではストーリー展開はなかなか難しいのです。色んな登場人物がいて、そこから吸収し、影響を受け、成長していくのです。そしてトラブルを解決すればするほどあなたの問題解決能力は高くなっていくのです。
そして発生する問題の規模が大きくなったと感じたらそれは、あなたが成長している証拠なのです。ですから問題や困難に直面しても悲観的にならないでください。色んなことがあればあるほど、あなたの器が大きくなるのです。
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【２．明確なテーマ（目的）を決めよう】
そもそもテーマが無ければストーリーをつくることはできません。ですが、自分の人生のテーマを腹の底から決めきれている人なんてほとんどいないのです。ですから成功者はほんのひと握りなのです。
逆を言えば、テーマを腹の底から決めてしまえば、ほんのひと握りの成功者になれるのです。
とは言っても、なかなか決められない人も多いでしょう。そういった人は「OOからの脱却」みたいなものにしてみるといいと思います。
例えば「貧乏からの脱却」「消極的な自分からの脱却」など自分の何を変え、脱却したいのかを明確にしていけばテーマを決められると思います。
そして、より大きなテーマを見つけ、その実現にフォーカスしていきましょう。
テーマを決めたら、そのテーマの内容を周りに説明できるくらいに明確化しましょう。そして周りの人達に自分が何をしているのか、どうなりたいのかを知ってもらいましょう。
何故そうするのかというと、周りからサポートしてもらうためです。あなたが何をしているのかわかっていれば、周りからの協力が得られるのです。強力なサポーターが現れる事だってあるのです。
テーマができたらストーリーをつくっていきましょう。もちろん主役はあなたです。あなたが成功するためのストーリーです。
この時気をつけてほしいのが、あなたは主役でもあり、監督でもある、ということです。
ちゃんと自分がテーマの達成に向かっているのか、客観的に見れる視点を持つようにしてください。
【３．行動を起こす】
テーマを起こしたら次にやることは行動です。
テーマを決めている人もひと握りなら、テーマを決めて行動できるひともまたひと握りなのです。
人間は「行動した後悔よりも、行動しなかった後悔の方が深く残る」と言われています。行動を起こしたいと思っていてもなかなか重い腰が上がらないという人は、このことをよく覚えておいてください。
それでもダメな人は強制力を使うしかないと思います。人が絡んでくるとか、お金が絡んでくるとかですね。
人間は他人が絡んでくると、「人に迷惑をかけてはいけない」という心理が働くので、動かざるをえないのです。
そして行動していくと必ず問題がでてきます。
そうです、大成功の前には必ず障害があるのです。
映画などのストーリーでもそうですよね。戦いの勝利の前には裏切りなどの問題がおきます。ヒロインとの恋には必ずライバルがいるのです。
ですから問題や障害が現れた時には喜んでください。それは大きな結果が現れる前の一大イベントなのです。
なかには自分の力では解決できない問題もあるでしょう。そんな時は自分以外の人の力を借りましょう。あなたがつまずいた問題を解決したことのある人に聞くのがいちばんでしょう。そういった人に的確なアドバイスをもらいましょう。
そして行動を起こす時には自分の想像の限界を超える位のことをしてみてください。
例えばあなたが今取り組んでいるジャンルの著名人に会いに行ってみるとか、ですね。いきなりいったらまず門前払いです。でもそれは失敗ではないのです。そういう飛躍した行動が奇跡を起こすのです。新たなストーリー展開を起こすのです。
「そんなの無理だ」とか「相手にしてもらえるわけがない」とか決めつけないこと、ストーリーを書くのはあなたです。誰にも遠慮はいりません。大きな結果をだすためには、想像を超える大きな行動を起こすしかないのです。
しかし、自分でストーリーを立てろと言われてもなかなか立てられない、という人もいるかもしれません。そんな人は本を読むことをお勧めします。色んな本を読めば、ストーリーの立て方がわかってくるのです。
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そしてそのストーリーの登場人物にメンターを登場させてください。仕事のこと、プライベートのこと、あなたの興味のあるジャンルごとに何人いてもいいのです。そのジャンルでいち番の人に会いに行ってみるのがいいですね。色んなアプローチの方法を試してみてください。意外と会えたりするものですよ。
あなたがテーマの達成に近づく行動が出来た時、何をしたかノートに書き出すといいですね。毎日記録するのがいいと思います。できなかった日はできなかったと記録してください。
そうして記録しておくと自分がどれくらいテーマに近づいたかがわかるようになります。どんな行動をとれば近づき、どんな行動をとれば外れていくのか、自ら行動する推進力となります。
ひと月単位で記録していくのがいいと思います。そしてそのひと月を振り返ってみましょう。どんな行動がテーマに近づき、どんな行動がテーマから離れていくのかがわかると思います。次の月にはテーマに近づく行動をどんどん増やしていけばいいのです。
このようにひと月単位で人生を新しくやり直しましょう。
あなたは「人生をやり直したい」と思ったことはないですか？
そうです、あなたの考え方次第で毎月やり直せるのです。
「来世ではもっと良い自分になりたい」とか遠慮がちなことは言わないで下さい。毎月新しい自分になれるんですよ。素晴らしいことではないですか！
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【４．テーマの実現のために周囲の人達を巻き込もう】
あなたが「自分のファンをふやしたい」「自分の考え方を広めたい」「自分の商品を売り出したい」などのテーマを実現したいと思っているのであれば、それを多くの人達に伝えましょう。
あなたが何をやろうとしているのか周囲の人達に伝えることで関心を持ってもらい、応援してもらえるようにしましょう。そのためにはあなたの考えているテーマやストーリーが面白くなくてはいけません。集客というのはなかなか難しいものです。
そのための第一歩としてＳNＳから始めるのがいいと思います。
コツとしては、まず一貫性を持たせること。「自分はこういうことをしている人間だよ」ということを知ってもらいましょう。
そして情報発信では最も重要なことを最初に持ってきましょう。結論からズバッと言うのです。そして何故そうなのか、ということを説明していく、というのが良いと思います。早い段階で肝心な事を言い切らないと、最後まで投稿を読んでくれる人なんてそうそういないのです。
発信内容は具体的な数字を使ったほうがいいですね。例えば「ＯＯで１００万円稼ぐ」などですね。その方が説得力が増します。言葉は誰にでもわかる言葉を使いましょう。分かりにくい専門用語は避けたほうがいいですね。
そして意外性を持たせ、最初にパンチのある言葉で心を掴みましょう。奇抜な内容でも辻褄をきっちり合わせれば正しい文章になるのです。例えば「肉を食うとお金持ちになれる！」とか、よくわからないことでも、脳をフル回転させて辻褄を合わせるのです。とにかく意外性のある驚く様な言葉で興味をこちらに向けさせることが大事なのです。
そして心に訴えましょう。”心に訴える”というのは感情を揺さぶるという事です。
どういうふうにすれば人の感情を揺さぶることができるのか？
あなたの描くサクセスストーリーはどんなストーリーですか？主人公はどんな人ですか？顔も良くて頭も良くて人当たりも良くて人気者、そんな人が成功しても当たり前過ぎて全然面白くないですよね。人はギャップに揺さぶられるのです。世の中のほとんどの人は”普通の人”なのです。普通よりも劣っているくらいの人が成功するから面白いのです。その方が共感が得られるのです。実際に成功している人達のほとんどは元々普通の人なのです。ですから普通以下の自分をさらけ出してください。「そんな人でも成功するんだよ」というところを見せてあげましょう。民衆は弱者が頑張る姿が好きで共感するのです。そこの価値観を刺激しましょう。
あなたの人生を一本の映画だとするとそのテーマをみんなが共感でき、ワクワクするものでなければいけません。そのためには堂々と自信を持って自分の考えを発信しましょう。ほとんどの人は控えめに語ってしまいます。控えめに語られたストーリーには惹きつけられないのです。人を惹きつけなければいざという時に力を貸してもらえません。ではどうすれば堂々とストーリーを語れるようになれるのか？
話を大きくしましょう。嘘をつけ、と言っているわけではありません。少し大袈裟にしたほうが面白くなるのです。テレビも漫画もみな実際にはありえないようなことが面白いのです。
例えば１杯の水の美味しさを語るには、ただ「この水は凄く美味しいのです」というよりも、「砂漠を歩いて歩いてさ迷い続けてやっと見つけたオアシスでありつけた”１杯の水”の旨さたるや」と言った方が、より美味しさが伝わるのです。
このようにテーマやストーリーを語る時にはあなたの考えや、イメージを入れることが大事なのです。ですから脚色してもいいので「私はこう思っている」という感情を堂々と語ってください。
そしてあなたのテーマを語り続けて下さい。語り続けることであなたの可能性はどんどん上がります。継続は力なのです。
【最後に】
さあどうだったでしょうか？
成功するためには大きなテーマを持つというのがどれだけ大切かわかっていただけたでしょうか？
人生のテーマを持ち、そのテーマの実現のための脚本（ストーリー）をつくっていく。その脚本に沿って行動していけば、おのずと成功に向かっていくのです。
さぁ！今すぐつくりましょう！
あなたが主人公の一本の映画を！
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