人間の脳は、すぐに忘れるようにできています。せっかく読んだ本の内容を忘れないためにはどうすればいいのか?そんな読者法をご紹介します。
1.本を読んだら人に伝える
■アウトプット
人間は本を読んでもすぐに内容を忘れてしまいます。
とても面白かったか、印象深いところしか覚えていません。
これは人間の脳が忘れるようにできているので仕方ないのです。
ではどうしたら記憶していられるのか…?
それはアウトプットです。
本を読んだらすぐに人に伝えるのです。むしろ読みながらでもいいのです。
読みながら、「これはいい」という言葉などがあったら、SNSなどで発信するのです。
知識や情報などは、人に教えることによって自分のものになるのです。
■SNSでアウトプット
今はSNSにも色んなツールがあります。
それぞれのツールにあったアウトプットのやり方をしましょう。
読みながら気になった言葉などを発信するのであれば、twitterやLINE がいいでしょう。
Instagramでライブ配信も面白いのではないでしょうか。
少し長めの感想や読みどころを伝えたければ、ブログですね。
このようにSNSを使えば、楽しくアウトプットできるのではないでしょうか?
楽しければ読書量も増えますし、身につくものもです。
■飛ばし読み
読み出してみたら意外と難しかった時などは(‘-‘ )………、
「飛ばし読み」をお勧めします。
文学作品や推理小説などでは使えない方法ですが、ビジネス書などでは有効な方法です。
目次を見て、「面白そうだな」とか「こんな事を知りたかった」というようなブロックから読むのです。
「全てを読破しなければ」と思ってしまうと、読むのが苦痛になって、結局読書離れに繋がってしまうのです。
■ひとつのテーマで複数冊読む
ひとつ、覚えなければいけないテーマがあったとしたら、複数冊の本を読みましょう。
一冊だけでは偏った知識になりがちですし、ひとつのテーマでも、すべての本に同じことが書いてあるわけではないのです。
ネットで調べるのも手っ取り早くていいのですが、簡単に覚えたことは、簡単に忘れてしまうものなのです。
■音読する
「声に出して読む」
という方法もアウトプットのひとつです。
声に出して読むことで、アウトプットになり、その声が自分の耳に入ってきて自分に言い聞かせることになるのです。繰り返し音読すれば、さらに忘れにくくなるでしょう。
■実行する
本を読んで知識を得たら、それを実行しましょう。
多くの人は、本を読んで知識を得ても、そこで終わってしまいます。
せっかくの知識を忘れないためにも、是非実行してください。そして自分の人生を豊かなものにしてください。
2.自分の言いたいことを正確に伝える力をつける
■カフェで読む
まず本を買ったらすぐに読みましょう。
「読みたい」と思った気持ちがフレッシュなうちに、
カフェをお勧めするのは読書に集中できるからです。
家にいるとテレビや来客などの誘惑があったりするので、邪魔の入らないカフェがいいのです。もちろんスマホの電源は切っておいたほうがいいですね。
■20分で読む
伝える力をつけるために、「本をさばく」事をやってみるといいと思います。
「さばく」というのは、素早く大まかな内容を把握する事です。
その読書法は…、
まずは目次、そして「このあたりが要点かなぁ」というところをざっと読む。そして最後まで”つまみ読み”をする。
本全体の趣旨をつかみ、最重要ポイントを抑えるということ。
慣れてくれば20分くらいでその本の内容を把握できるようになれると思います。
これができるようになれば、仕事で資料を作るときなどに役に立つでしょう。
■引用する
あなたが読んだ本の中の言葉などで気に入った言葉や、大切だと思った言葉を積極的に引用していきましょう。
偉人の言った言葉でも、その偉人のオリジナルではなく、それもまた引用だったりするのです。
長く語り続けられた言葉というのは、人の心に刺さるものなのです。
■理解力を鍛える
読書で一番鍛えられる力は「文脈理解力」です。
読書をしているときに、あなたの脳はフル活動しています。
その文章が何を言っているのか理解するために思考し続けているのです。「思考の粘り」が鍛えられるのです。
「思考の粘り」が鍛えられると、「文脈で考えられる」ようになります。
「文脈理解力」というのは文字でしか鍛えることができないのです。動画の映像では身につかないのです。
読書習慣をつければ「文脈理解力」がつき、「伝える力」がつくのです。
3.文章力をつける
■タイトルから学ぶ
今の時代、メール、企画書、SNSなど、どれだけ魅力的な文章を書くかが大事になっています。
あなたの書いた文章を誰かに読んでもらうために必要なものは…、
「タイトル」です!
いちばん先に目に入るのは「タイトル」なのです。ここでどれだけ惹きつけられるかが大事なのです。
しかしなかなか素人にキャッチーな見出しは難しいので、プロの作品を参考にすることをお勧めします。
「嫌われる勇気」
「罪と罰」
「金持ち父さん 貧乏父さん」
思わず手に取ってしまいそうなタイトルですよね。
他にもCMのキャッチコピーなども参考になると思います。
■書写する
あなたが本を読んでいて「この文章はいいなぁ」と思った文章を書き写してみて下さい。
打ち込みよりも手書きがベストです。
この方法が、文章力をつけるいいトレーニングになるのです。
4.読書で知識を得たら即実践!
■ビジネス書で仕事のスキルを
ビジネス書を読んで気をつけることは…
「読んで満足してしまうこと」
せっかくの知識を得ても、実践、行動しなかったら何も変わりません。読んだ内容もすぐに忘れてしまうでしょう。実践、行動してはじめて身につくのです。
ビジネス書を読みあさっている人は、「これも知っている、これも知っている」という内容が多いかもしれません。
しかし、重要なのは「知っている」ではなくて「実践できている」なのです。
ただし、実践してみて次の日には効果がでるというものではありません。最低でも1週間は続けてみましょう。
「実践するための読書」を心がけてください。
■成功者を知る
ビジネスに興味のある人は成功者の頭の中を知るべきです。
成功者達は、どんな考えを持ち、どんな発想でどう行動したのか?それを知ることはあなたのスキルを上げてくれることでしょう。
ジェフ・ベソス、マーク・ザッカーバーグ、孫正義、松下幸之助
いろんな人がいますね。
彼らの魅力を知れば知るほどあなたの気持ちは上がっていくでしょう。
心に刺さる内容は忘れられないものなのです。
5.まとめ
さぁ、どうでしたか?
内容を忘れないための読書法は?
この他にも色んな方法があるかもしれません。
一番重要なことは…
「読んだ内容を実践する」
ということだと思います。
それではまたっ!
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