~今の常識にとりつかれていたら今の常識の範囲内の自分にしかなれないのです~
1.常識を疑え
■常識が苦しみを生み出している
今の常識って一体誰がつくったんですかねぇ?常識=正義だとしたら、本当に今の常識は正義なのか?正義って本当に正しいことなのかな?あなたは疑った事ないですか?疑ってみましょう!
常識のある一般の人達は幸せなのかな?会社の悪口言ったり、人の悪口言ったり、常識から外れた人を貶したり、いつも何かに怒っているような気がする。
では、何故こんなに怒り(苦しみ)が生まれてくるのか?それは常識にとりつかれているからではないのか?
毎日会社へ行くのが苦しいのは「社会人として働くのは当たり前」という世間の常識。
集団行動が苦しいのは「協調性がない奴はダメだ」という世間の常識。
こんなふうに苦しんだり窮屈な思いをしている人はたくさんいると思う。そして、正義感が強ければ強いほど苦しみや怒りは大きくなるということ。
世の中にたくさんある正しい教え=「常識」こそが実はみんなを苦しめているのです。
ではどうしたらこの苦しみから逃れることができるのか?
■正しさを疑え
この苦しみから逃れる方法はあるのか?あるんです。それは正しさ=常識を疑うことです。常識にとりつかれている間は苦しみから逃れる事などできません。苦しみを抱えている人は必ず正しさを抱えています。人間は正しさ以外で苦しむことなどないのです。これは決まったシステムなのです。
ですから正義感の強い人ほど苦しむ事になる。自分の言動が誰かを傷つけてしまうと思えば何も喋られなくなります。車の運転で誰かを跳ねてしまうかもしれないと思えば運転できません。
このように何もできなくなってしまうのです。ですから「正しさ」を疑っているときだけは苦しみから逃れることができるのです。
世界は正しいことで溢れているのです。その正しいことを教えてくれた親や教師の言うとうりにして幸せになっている人はどれくらいいるのでしょうか?自分が幸せだと感じている人はほとんどいないのではないのでしょうか。
世の中に溢れている「正しさ」があなたの世界を狭くしているのです。「正しさ」というのは「~をしてはダメ」ということをうたっています。急にお金持ちになるとおかしくなる、とか、苦労して生きるほうが正しい、とか、みんなと違うことをしてはいけません、とか、あれはダメ、これはダメばかりです。これでは苦しさばかりが増えていくのです。
逆に、「正しさ」を捨てていけばいろんなことができるようになるのです。全て捨ててしまえば無限の可能性が開けるのです。奇跡だって起こせるのです。
■あなたが共感できない人の教えの中に「新しい可能性」がある
あなたが奇跡を起こしたい時、成功したいとき、本を読んで知識を増やしたり、誰かの教えを受けたりするでしょう。そのときは自分のこだわりを捨ててください。「この人のアドバイスは理解できる」と思ったらそのアドバイスは聞く意味はありません。あなたが理解できるアドバイスは、あなたの中に既に備わっているものなのです。あなたの理解の範囲内にあるものでは奇跡など起きないのです。
人は自分が理解できることだけを受け入れ、理解できないことは受け入れようとしません。理解できない話こそ受け入れましょう。そうすれば「新しい可能性」が開けるでしょう。
2.怒りを消す方法~何故人は怒るのか
■怒っているのは正義の人
世の中を見渡してみてください。いつも怒っている人ってどんな人ですか?そう、正義を振りかざしている人です。「おいっ!マナーを守れっ!私語は慎めっ!喋ってばかりいないで仕事しろっ!」
悪の親玉なんかはどうでしょう、「フッフッフッ、アーハッハッハッ!」笑ってますねぇ。笑って暮らしている悪の親玉のほうが幸せそうに見えるのは何故なんでしょう。
では人間は何故怒るのでしょうか?人間が怒る理由はたったひとつです。それは相手に期待をしてしまっているときです。全ての「怒り」は相手に期待しているから発生するのです。
例えば家に帰って夜ご飯ができていなかったとしましょう。するとあなたは、イラっとしますね。それは相手が「ご飯を作ってくれているであろう」という期待があったからです。このように、怒っている相手にあなたは期待をしてしまっているのです。しかし、相手に期待したのはあなたが勝手にしたことなので、その怒りは相手のせいではなく勝手に期待したあなたのせいなのです。相手にしてみればいい迷惑なのです。
これが人間の「怒り」のシステムなのです。
■期待しなければ怒りなどおきないのです
相手の行動を変えるというのはなかなか難しいものです。ですが自分の考え方を変えるのは、やろうと思えばできることです。あなたの考え方次第で「怒り」なんかとはおさらばできるのです。
まずは「誰にも」「何にも」期待するのをやめてください。そうすれば怒りたくても怒れなくなります。
世界はクズ野郎ばかりだと思ってください。そうすれば、何事にも期待することはなくなります。レストランの行列で1時間待たされても期待しているわけではないので、怒りは出ません。そもそも、その店に並ばなくてもほかの店で食べればいいのです。心にゆとりが生まれるのです。
期待しない生活というのは、こんなにもゆとりがあるものなのです。
反対に正義の人というのはダメな世界を変えようと怒っています。周りに期待をし、相手を変えようとします。自分の期待どうりにならないと、また怒ります。
ですが、他人はなかなか変わらないのです。ましてや、世界など変えられるわけがないのです。
考えてみてください。あなたの家庭はあなたの期待どうりになっていますか?いちばん身近なものですら、思いどうりにならないのに世界など変えられるわけがないのです。
3.脅しに踊らされるな
■何かを手に入れる前は何も持っていなかったのです。
あなたは「何かを失ったら不幸になる」と思っていませんか?仕事が失くなったら、家がなくなったら、お金が失くなったら、友人を失ったら、地位を失ったら、こんな思いに踊らされている人はたくさんいると思います。ですが、それは幻想です。何かを失ったからといって不幸になるなんて事はないのです。何故なら、あなたが今手に入れたものが手に入るまでは、あなたは何も手に入れてなかったのです。
あなたは何かを手に入れる前も、決して不幸ではなかったはずです。
高い地位を手に入れた人、社長になった人、政治家になった人、先生になった人、その地位を失ったとしても不幸になんかなれないのです。だってその地位になる前は不幸な人ではなかったのですから。
一番の悪は、そういう気持ちにつけ込んでくる「正しさ」をかたった人達です。
「それを失ったら不幸になるよ」「これを買わないと不幸になるよ」「幸せになりたければこれを拝みなさい」「立派な人間になりたければ勉強しなさい」「いい子にしていないと地獄に落ちるよ」これは全て洗脳です。誰かが洗脳しているのです。こういう人間になってくれた方がその人にとって都合がいいからです。ですからこういったものを振り払えばあなたに奇跡が起きるのです。何者にでもなれるのです。成功者にだってなれるのです。
いいですか?今まであなたが得たもの全てを失ったとしても、不幸になんかならないのです。
4.願いを叶える為には正しい願い方を
■物事には表と裏があるということ
コインに表と裏があるように、物事は片側だけで存在することはありません。
正義の味方が現れるには悪がいなければなりません。あなたがマグロのお寿司が食べたければ食べられるためのマグロがいなければならないのです。
あなたが「幸せになりたい」と願ったならば、不幸がなければ幸せにはなれないのです。だって不幸な事がなければ幸せな事が起こったとしてもそれが「幸せな事」だとはわからないからです。
これが「相対性」ということです。「相対性」とは2つという意味です。物事には相対するものがなければそれが良い事なのか悪い事なのかわからないということです。
ですから人間には楽しい日もあれば悲しい日もあるのです。大きな成功を収めたければ、大きなリスクがあるのです。
振り子の振れ幅が大きければ、逆に振れる幅も大きいのです。ですが、そのリスクを恐れていたら何も出来なくなってしまいます。何もしなければ何も起こりません。それではすごくつまらない人生になってしまいます。
人生で得たものは失います。失ったと思ったらまた得るのです。楽しいこともあれば、嫌な事もあります。
ではどうすればいいのか?
その体験を楽しむのです。
いい事も悪い事も何年か後に振り返ればみんな「いい思い出」になるのです。
苦しい時は苦しんで、悲しい時は悲しんで、楽しい時は楽しんで、ありのままを楽しんで下さい。
■正しい願い方
物事を願う時に、例えば幸せになりたい時、あなたは「幸せになりたい」と願っていませんか?これは実は、あまり正しくない願い方なのです。
神様はあなたの願いを忠実に叶えてくれます。「幸せになりたい」と願えば、その幸せになりたいという状況を叶えてくれるのです。ですからずっと「幸せになりたい」という状況のままなのです。
「成功したい」と願えば「成功したい」という状況を叶えてくれるのです。
幸せになりたい時の正しい願い方は「私は、幸せです」と願って下さい。
成功したかったら「私は成功しています」と願うのです。
何故こう願うのかというと、「幸せになりたい」と願っている人というのは今が幸せではないから幸せになりたいと願うわけですよね?「成功したい」と願う人は成功者ではないということです。強く「幸せになりたい」と願えば願うほどあなたは幸せではないということなのです。
ですから「幸せです、成功しています」と強く思えば思うほど、あなたは幸せになっていくのです。
よく考えてみてください。あなたは今本当に不幸ですか?暖かい布団があり、住む家があり、食べるものがあり、家族がいて、いろんなものを得ているのではないですか?
そう、あなたはもうすでに幸せで、成功者なのです。それに気づいたら感謝をしましょう。感謝の言葉はそう、「ありがとう」ですよね!
たくさんの感謝をすればするほどあなたのところには良いものが舞い込んでくるようになります。
たくさんの「ありがとう」で、たくさんの「幸せ」を味わってください。
最後まで読んできただき、「ありがとうございました」
あなたのたくさんの「幸せ」を願っています。
また会いましょう!
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