あなたは自分の努力が報われないと嘆いていませんか?間違ったやり方では、いつでたっても同じ場所を堂々巡りなのです。
1.努力至上主義ではダメ
「自分は何故報われないのか?」
それはやり方が間違っているからです。
努力することはとても大事なことです。行動しなければ何事も達成などできません。しかし努力さえしていれば報われるのかといえば、そうとは限らないのです。
あなたがなぜ報われないのかというと、努力に期待しすぎているのです。
努力至上主義になってしまうと、間違った努力をしていることに気づかず、それを一生懸命繰り返すだけになってしまうのです。
「頑張っていればいつか必ず報われる」こうした考えは、有害ですらあるのです。報われていない部分をしっかり受け入れて、いろんなことを試し、手応えがあった部分に力を入れていく、これが正しいやり方なのです。
努力至上主義の人の特徴として、例えば自分に面倒な仕事が回ってきたとしましょう。その時、この人たちは自分の努力によって環境を変えようとします。嫌な仕事を回してきた会社や上司や社会と戦おうとするのです。
しかしそうでない人は、環境ではなく、自分をコントロールするのです。嫌だなぁと感じる自分の感覚を変えれば気分が良くなり、自分が成長するための試練なのだと考えることができるのです。
あなたは幸せになるために生きているのです。努力するために生きているのではないのです。努力至上主義でも、達成感は得られます。しかし、不幸感もアップしてしまう効果もあるのです。環境や相手を変えるのは難しいので、やってみたけどダメだったという挫折感で、不幸な気持ちになる可能性があるのです。
やはり、周りを変えようとするよりも、自分を受け入れて、環境を受け入れて、自分のできる努力をするのが大事なのです。
2.自分で変えられるもの、変えられないものはなんなのか?
努力至上主義とは、自分の力で自分以外のものを変えるという考えです。しかしこのやり方は周囲に難題を押し付けたりして、相手を傷つけることになりかねません。ですから自分の力で変えられるものと変えられないものを見分けることが必要です。
ではどうすればいいのか?まずは努力至上主義を少しだけ使ってみてください。例えば、「自分のやりたいことだけやって生きていきたい」と思っても、それは難しい時、少しずつほかの嫌なことを減らしていく、そして、やりたい事をやる量を増やしていくき、それで生きていく方法を考えていくということです。
このように自分で変えられることは変えていいと思います。しかし変えられないものに関しては、周りを変えるのではなくて、自分をコントロールして変えていきましょう。
自分のネガティブな感情に対しては、自分をコントロールしましょう。ただ今の環境を受け入れるのではなく、自分のネガティブ感情を再評価して、自らの力に変えていくのです。
例えば上司との関係が悪かった経験のある人は、「上司に怒られるのはじぶんが無能だからだ」と考えるのではなく、「上司のパワハラだろ」というふうに、自分の考えをコントロールするのです。こういうふうに考えることができればメンタルは安定して、その状況も受け入れられるのです。メンタルが安定すれば仕事の質も上がるので怒られることもなくなるのです。
このように両方を組み合わせて使うのが有効なのです。
どうでしたか?こんなふうに自分をコントロールすることで、”努力が報われない自分”を突破できるのではないでしょうか?
ただ闇雲に頑張るのではなくて、手応えがあった部分に力を入れていく、「押してもダメなら引いてみる」というのもひとつの手なのではないでしょうか?
お付き合いいただき、ありがとうございました。
ではまたっ!
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