この記事では、『独立、起業』で迷っている人に向けて、起業家である坂野尚子氏とサイバーエージェント社長の藤田晋氏の考え方を短〜くまとめて伝えて行きたいと思います。
~目次~
1.企業と独立(起業家坂野尚子)
2.独立、企業するときのお金の考え方
3.ゼロから起業するということ(サイバーエージェント社長藤田晋)
4.会社の未来は”社長の決断”で変わる
5.ビジネスに必要な3つのこと
6.まとめ
1.企業と独立(起業家坂野尚子)
■起業と独立の違い
まず、企業と独立ではどう違うのか•••?
坂野さんの考えでは、”独立”とは自分を商品として売り出すこと、”起業”とは人を雇い、そのマネジメントをすること。
ここが大きく違うようです。どちらを選ぶかは個人の価値観ですね。
■”人”を雇うとは?
人を雇うということは、メンタル面、お金の面、時間の面、雇う人の数、この全てがあなたの肩にかかってきます。
全ての社員にあなたの経営理念が理解してもらえるのか?あなたのマネジメント次第なのです。
人を動かすのは大変です•••。ビジネスの立ち上げは、こうしたプレッシャーを厭わず大きな会社を(起業)つくるのか?それともプレーヤーとして(独立)やっていくのか?そのゴール設定が重要なのです。
■起業に怖さはつきもの
どんな人でもいざ起業!となったら「失敗したらどうしよう」という怖さにおじけづいてしまったりするものです。会社にいれば守られている部分も大きいのでリスクは起業することに比べたらずっと小さいです。しかし、誰かが決めたルール、誰かが決めた時間に縛られるのです。
一方、あなたが経営者になれば、働く時間はあなたが決めればいいのです。ルールもあなたが決められるのです。そして何よりもあなたがやりたいことをやれるのです。あなたがワクワクすることをやればいいのです。
■お金を個人から貰うのか?企業から貰うのか?
坂野さんは言います•••。
個人からお金をもらうのはとても難しい•••と、
坂野さんはキャリアカウンセリングの仕事をしている時、個人を相手にしたかったが、企業を顧客にしなければとても社員の給料が払えなかったと。
2.独立、企業するときのお金の考え方
■お金の流れをシュミレート
坂野さんは起業するにあたってのポイントをいくつかあげています。
まず、3年分のお金の流れをイメージする。初期投資、運転資金、自己資金はどれくらいあるか?商品をいくらで売るか?固定費はどれくらいかかるか?これらをシュミレーションしておくことが大切。
そしてどんなに緻密に予測を立てても予測どうりにはいかないこと。それを覚悟しておくこと。最初のうちはほとんど収入などないので数ヶ月は暮らせるくらいのお金を持っておくこと。
■独立、起業することで人間的に成長する
坂野さんは言います•••。
独立、起業は難しさと苦労があるが、1年前には乗り越えられなかったことでも今なら乗り越えられる、と。
しっかりしたビジネスプランを持ち、「絶対にそこまで到達するんだ」という強い思いがあれば結果は自ずとついてくる、と。
そこには以前と違ったたくましいあなたがいるでしょう。それが独立、企業の魅力なのです。
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3.ゼロから起業するということ(サイバーエージェント社長藤田晋)
■一度は社長を経験してみる
藤田さんは大学時代のアルバイト先の広告代理店にいるときに、その会社の経営陣と仲良くなり「自分も社長をやってみたい!」と思い立ったようです。
会社の社長なんてすごく遠い存在だと思いがちですが、実は普通の人なのです。藤田さんは、その事に気づいて「もし自分が社長になったらどうするか」ということを考えるようになったそうです。
■「社長」というポジションをとりにいく
藤田さんは「インテリジェンス」という会社に就職しました。しかしふとしたことから会社をつくることになり、結局「インテリジェンス」の出資で「サイバーエージェント」を立ち上げたのです。この時「自分は社長になりたい、向いているのではないか?」と感じていたそうです。
仲間と会社を立ち上げる時は、社長か社長でないかは大きな違いのようで、決断をする立場かそうでないかは成長が全く違うということなのです。
会社をつくることは決めていましたが、何の事業をするかまではこの時にはまだ決めていなかったようです。坂野さんもそうですが、起業は決めていても事業内容は決めていないということがあるのだなぁと私は思いました。
■24歳で社長を経験
藤田さんは24歳、入社1年目でサイバーエージェントを立ち上げました。これってすごいことですよね。貯金はゼロで借金あり。ネット広告の営業から始めたようです。そのうちに堀江貴文さんと組み、成長していったようです。
■起業成功のカギを握るのは「人」
ネットバブルが崩壊して会社が危機に陥った時、藤田さんは人事制度に手をつけました•••。
終身雇用はもはや終わったと言われた時期に、「社員を大事にします」と宣言したのです。終身雇用という言葉を使い「長く働いてくれる人を奨励する」と言い切ったのです。そして社員は大きく変わったのです。
これが成功のカギは「人」ということなのです。

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4.会社の未来は”社長の決断”で変わる
■早くチャレンジすれば先行者利益を受けられる
大きな変化が起きるとき、参入障壁が下がり、誰でも起業できる状況が生まれる
藤田さんは「新しいことにはなるべく早く取り組むべき」と言います。
それは先行者利益が出やすいからです。アメーバブログは少し出遅れはしましたが、芸能人ブログで上手く波に乗れたようです。
インターネットはアクセスが命、アメーバブログはサーバがダウンしたりと苦労もあったようですが、可能性がある限り、続けるか?撤退するか?その見極めがリーダーにかかっているのです。
5.ビジネスの成功に必要な3つのこと
■内製を心がける
藤田さんが成功のために必要だと思っていること•••
ひとつ目は•••「できるだけ内製化すること」
それは収益力を上げるため、「外注はその後の経営に影響を及ぼす」と言っています。
特に技術者を仲間に入れておかなければ他社との競争力が失われてしまうということなのです。
■アイデアを形にできる組織作り
サイバーエージェントでは、アイデアを集めるために事業プランコンテストを開いています。最初に出てきたアイデアには、”惜しい”アイデアがたくさんあるようです。
このアイデアを突き詰めて実施可能なレベルにもっていくのが組織の力なのです。
藤田さんはこう言います•••
「成功のためにアイデアを必ず形にする組織づくりが大事なのです。」
■「続ける」こと
最後の3つ目は「続ける」事です。
ビジネスはスピード勝負と言いますが、実際には時間をかけて育てていくケースが多いものです。
例えば進行中のプロジェクトがあったとして、そのプロジェクトが一定水準を超えているのかどうかを早めに見極める力が必要なのです。これをサイバーエージェントではK点チェックと呼んでいるそうです。
問題点を改善し、打開すれば伸びるのか?ビジネスにはこうした「改善」と「打開」が必要なのだと言っています。そして常にもっといいものはないか?と突き詰めていく状況をつくることが成功には欠かせないのだと考えているのです。
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6.まとめ
「独立」「起業」というのは多くの人の憧れだと自分は思っています。
本気で考えていなくても、漠然と心の中に抱いている人はたくさんいるのではないでしょうか?
この記事で上げた坂野さんや藤田さんはすごい人であると同時に、普通の人なのかもしれません。(藤田さんが若い頃にそう思ったように)
自分の理想に向かってチャレンジし続けることが成功への道なのではないでしょうか。
この記事に上げたことは、坂野さんや藤田さんの想いのほんの一部です。彼らの著書を読めばもっともっと寄り添うことができるでしょう。
学びましょう•••。
何かを始めようと思ったら、まず学びです。
学びにはいろんな形があります。本を読むもよし、ビジネススクールに通うもよし。
何をやってもあなたの身になることでしょう。
どうですか?あなたも「独立」「起業」してみたくなってきたのではないですか?
この記事があなたが変わるきっかけになることを願っています。
それではまた会いましょう(*´ω`*)
さようなら( ´ ▽ ` )ノ
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