絵空事のビジネスでは、なかなか上手くいきません。見栄っ張りな計画ではなく、自分事の“等身大ビジネス”自分の手の届く範囲から始めるべきなのです。この記事では“等身大ビジネス”とはどういうものなのかを学んでいきたいと思います。
〜目次〜
1.“等身大ビジネス”とは?
2.世界をつなぐ仕事をする
3.まとめ
1.“等身大ビジネス”とは?
■絵空事では起業は上手くいかない
起業するとき、まず事業計画書というものを書きます。楠本さんは、この事業計画書を夢のような大きすぎるものにしないほうが良い、と言っています。
年商100億円とか、あまりにも壮大すぎると自分事と、捉えられなくなってしまうらしいのです。
ですから、本当に自分のやりたいことを等身大でやることがベストだと言っています。
■失敗の数が力になる
楠本さんは20代から30代前半にかけて、失敗の連続だったようです。色んな失敗を経験したようで、その経験が自分の身になっていると言っています。
■ビジネスはコミニュティをつくること
楠本さんはビジネスはコミュニュティをつくることだと言っています。
楠本さんが手掛けたものは、渋谷と原宿、この2つの街をつなぐことでした。この2つの街の真ん中にカフェをつくってつなげたのです。
この「つなげる」ということをカフェという手法を使って行ったのです。そしてこのプロジェクトが何故上手くいったのかを考えると、ビジネスの本質はコミュニティづくりにあることがわかったそうなのです。
お客さんが通りを歩いているとき、どんな風景だとお店に入ってくれるのか?どの席に座って、誰とどんな会話をするのか?そしてどんな飲み物を飲むのか?そうしたディテールを空想しながらコミュニティをつくっていくのが楠本さんのビジネスだったのです。

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2.世界をつなぐ仕事をする
■スモールビジネスで注目を集めるポートランド
オレゴン州にポートランドという街があります。この街は、住みたい街全米ナンバーワンになった街らしく、“好きな事をやりまくっている街”だそうです。
この街はスモールビジネスが盛んで、若者たちが自分のすきなビジネスをやっているのです。
値段の安いチェーン店よりも、地元の個人経営の店を街全体が応援しているのです。地産地消やエコを大切にし、みんなが好きなことをやっているので純粋に楽しめるのです。「仕事とは本来そうでなければいけないのだ」と楠本さんは言っています。
ポートランドの住人は、自分のビジネスにプライドとこだわりを持っています。そんな等身大ビジネスに一生懸命なのです。
スモールビジネスをよしとするマインドを持ったポートランドが何故注目を集めているのか知っておくと面白いと言っています。
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■ビジネスは感謝されることで上手くいく
楠本さんは、「価値の違うものをつなげることが、これからの時代重要になってくる」と言っています。
人々から感謝され、「ありがとう」の数が多ければ、それがお金になって利益を生む。経済というのは“世を助ける”ということ、人々から感謝される仕事をすればビジネスはうまくいくのです。
「商い」というのは「飽きない」という意味。ですから飽きてはいけないのです。自分が飽きないことをやっていこうというスタンスなのです。
■ビジネスをつくる3つの視点
楠本さんはカフェをつくるとき、3つの視点で物事を見ると言っています。
・街を見る
・店を見る
・人を見る
この3つです。
そして自分がどんな街が好きで、どんな店が好きで、どんな人たちが好きなのか?そこから入っていくと自分サイズのビジネスが浮かんでくるのだと言っています。

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■お客様のライフスタイルを考える
ビジネスを考えるときは、好きな人を思い浮かべると上手くいく。マーケティングというのは個々のライフスタイルをどれだけリアルに思い浮かべることができるか、ということ。それができてはじめてお客様の心がつかめるのです。
そのためには好きな街、好きな店、好きな人とのシーンや風景をできるだけたくさん頭の中にストックしておくこと。そしてふとした瞬間に思い出す…
楠本さんはそれが直感だと言います。直感は自分の記憶の中にある、実は直感は直感ではなく、どれだけ多くのことを頭の中にストックしておけるかということなのだと。
3.まとめ
どうでしたか?楠本修二郎さんの考え方、とても参考になったのではないでしょうか。
“自分サイズのビジネス”きっとあなたの身の回りにもあるのではないでしょうか?
是非それを見つけてチャレンジしようではありませんか!
それではまた会いましょう(◠‿◕)
さようなら(ノ◕ヮ◕)ノ*.✧
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