上手くいかない時、自分のことが嫌になってしまうことがあると思います。そんな自分に思いやりを持つことで、自分を好きになれるのです。
1.自分に思いやりを持つ
「自分は何故こうなんだろう?」と自分を責めてしまい、嫌になってしまう、あなた。
友人に嫉妬してしまったり、人と仲良くできなかったり、勉強が思うように進まなかったり、
そんなあなたは、もっと自分に対して思いやりを持ちましょう。
自分をいかに受け入れるか、自分を責めずに自分に思いやりや共感をもてるか、それが大事なのです。
自分を責めすぎてしまう人は何事にも良い結果がでにくいのです。
これは自分を甘やかすということではなくて、自分を責めずに「認めてあげる」ということなのです。
■自分に厳しく責めてしまう人
自分に厳しすぎて、目標の成果が得られなかった時、自分を責めてしまう人はどんどん自己嫌悪が溜まっていきます。そしてストレスに押しつぶされてしまうのです。
■自分に甘すぎる人
逆に甘すぎる人は、成果が出なくてもこのまま「何とかなるだろう」と、なんの対策も立てず、現実から目をそらしてしまいます。そうなると全く前には進めません。
■自分を受け入れる能力の高い人
自分を受け入れる能力の高い人は、厳しすぎる人と甘すぎる人の中間位の考えです。
目標の成果が出なかった事実を受け止めて、「完璧はさすがに無理だよな」と考えます。そして、上手くいかなかった原因を考えます。色々試して、対策すればいつか成果はでるだろう、それまで耐えて頑張ろう、と思うのです。自分に優しい言葉をかけて、頑張るための励ましを与えるのです。
責めすぎてもダメですし、甘すぎてもダメです。程々がうまくいくのです。
2.自分を責めすぎないためのマインド
■失敗は学習
人は、失敗をどう捉えるかによって自分を責めるかどうか決まります。
自分を責めないためには、失敗は学習だと思って下さい。失敗した時にしか人は学ばないのです。失敗したことのない人は、挫折に弱くなるのです。
失敗を受け入れるメンタルを持つことで、成長できるのです。
■他人と比べない
他人と自分を比べないでください。他人と自分は全然別のものなので、比べようがないのです。同じ人類ではあっても、違うのです。
自分を責めてしまう人は、自分を客観的に見れない傾向があります。自分の良い所を見ずに他人を見てしまうと相手の方が優れているように見えてしまい、又、自分を責めてしまうのです。
比べる相手は、過去の自分です。
一年前の自分、半年前の自分、三か月前の自分、昨日の自分、過去の自分よりも成長しているか、それを見るのです。
昨日、誰かに嫉妬してしまった自分も、嫉妬してしまった自分を責めてしまった自分も、「人間なんだからそんなこともあるよ」と受け入れ、「それも良い、明日はもっと楽しい自分になろう」と決めればいいのです。
過去の自分よりもほんの少しでも前進していれば、あなたは素晴らしいのです。
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