ユダヤの実業家は言った。お金は最高の常備薬、そして人生最大の保険なのだ。
1.お金は最高の常備薬
■お金は人生最大の保険
まずはこのスーパー実業家のお金に対する考えを学んでみよう。
彼の考えでは、『お金』というのは、「人生の、そして自分の、家族の将来のための保険である」という事です。
世の中にはお金で身を滅ぼす人もたくさんいます。
特に、宝くじなどに当選したり、ギャンブルなどで突然思いもよらないような大きなお金が手に入った時などが一番危険なのです。
こういった人は、大きなお金を持つ器ができていないうちに手に入ってしまったので、お金に対する知識も覚悟もないからなのです。
彼は言います。
「私が学んだお金のルールは、お金とは興味ではなく懸念の姿勢で向き合うということ」
「懸念」というのは、お金の心配をしろということではなくて…、
“お金は将来の心配事に対する備えだと心得ておけ”
ということなのです。
しかし多くの人は、将来の備えよりも今日を生活することで精一杯になっています。
その負のサイクルから抜け出すにはどうしたらいいのか?
彼は言います…。
“大事なのは何があろうと絶対にやめないこと”
“仕事を心から楽しみ尽くすまでは、何があっても続ける”
ということなのです。
好きで好きでたまらないという気持ちで、目の前のことに100%集中することが大切なんだ、ということ。
そして成功して、たくさんの貯金ができたとしても、絶対に無収入にはなるな!
と言っています。
今あるお金を働かないで増やそうとしたら、リスクがある。
上手くいく保証などない、ということ。目減りした金額を見て、お金の魔力に取り憑かれてしまうことになる。
お金の奴隷になって、お金に支配されてしまうことになるのです。
■泥からお金を作れ!
彼が母親から言われ続けた言葉があるそうです。
“泥からお金を作りなさい”
これはどういう意味かというと、
一見なんの取り柄もないような“泥”を自分の力でお金に変えること、なのです。
今の時代ではもう出尽くしてしまって“泥”なんてないよ、と言うかもしれませんが、そんなことはないのです。
インターネットだって、ひと昔前にはこんなに普及するなんて、一般の人は思っていなかったのですから。
彼は言います。
この先、人生の保険であるお金をよりたくさん得るためにはどうすればいいのか…?
“自分が一番輝けるフィールドに身を置きなさい”
どうやって自分のフィールドをさがす…?
“今の時代で一番儲かる仕事と、あなたが100%情熱を捧げられる仕事”
この二つの目線が大事なのだ。
あなたがもし、やり甲斐はあるけどあまり稼げない業界にいたとしたら。
それでもその仕事をしたいと思っていたらそのときは…、
“そのフィールドの中で一番お金を稼ぐ方法という目線にシフトすること。”
お金は保険で、生きていくためには絶対に必要なもの。
そしてその保険を生みだす唯一の方法が仕事です。
『稼げないけどやり甲斐はある』という考えではだめなのです。ビジネスは稼いでなんぼなのです。自己満足ではだめなのです。
2.常識はすてろ
■お金の話はタブーではない
彼は言います。
成功したければお金の話をタブーにするなと。
多くの人はお金が大好きなのに、お金の話になると、「卑しい」みたいなことになってしまう。
友人でも家族でも、お金の話はするべきなのに、「常識的に考えてそれは…」となってしまう。
常識は捨てろということ。
■視点を変えろ
目の前にお菓子の入った箱があるとします。このお菓子を食べるにはどうすればいいか?
ほとんどの人は、箱の蓋を開けるでしょう。
しかし、本当にその方法しかないのか…?
例えば箱の底に穴を開けて中身を取り出すこともできますよね。
このようにビジネスでは、今までの常識を壊して、視点を変えることが必要なのです。
■年齢は関係ない
彼は言います。
“体が動くうちは常識にとらわれずに直感を信じてやりたいことをやる”
“人生で一番みじめなのは、体が言うことをきかなくなったときに「あのときこうしておけばよかった…」と後悔すること”
こんなふうに悔やまないような人生を送ろう。
■これをやっていれば健康を保てるという習慣をもて
仕事は体あってのもの。
体が弱れば精神も弱くなるし、人の気力というのは実際の年齢ではなく、体がどれだけ元気に動くかどうかに左右されるのです。
ですからあなたが「これをやっていれば健康でいられる」という習慣をつくることか大事なのです。
まずはその日その日の体調を整えることが大切です。
彼は言います…、
“十年先の大病よりも、一週間先の腹痛が起こらないようにきをつけろ”と。
“体作りは資本づくり、稼ぐことはすなわち体を健やかに保つこと”
○○をやっているから大丈夫、と思えるような儀式を持ったほうがいいのです。
3.成功を楽しめ
■人生設計は短いスパンで
ビジネス計画というのは長期的視野が必要です。
しかし彼が言うには人生設計に関してはあまり決めすぎないほうがいい、というのです。
それは、彼が見てきた工場で働く従業員たちは、家族を養うという考えに縛られすぎて、少しでも長い時間働いて、千円でも多く稼ごうとやっきになっていたといいます。
そんな人たちはほとんど出世することもなく、生涯を終えてしまった。
人生を定められたラインの上でまっとうしようとすると、想像力も必要ないし、新しいことをしようともしなくなる。
彼は言います…、
“仕事に関しての計画は長期的でいい、しかしプライベートライフに関してはずっと短くあるべきだ、一ヶ月、一週間、一日でもいい”
ライフプランもいうのは、その都度軌道修正していくもの、臨機応変に構えるべきなのだ。
4.まとめ
ビジネスというのは成功してなんぼ。
とにかく続けること。本能的に動く素早さや心を開いて明るく振る舞う演技力、傲慢に開き直る強さ、一か八かの賭けに出る勇気が大切。
あなたがあなたのやりたいことを楽しみながらやれば、自信が生まれます。
しかし心の中に迷いや恐れが出てしまうと自信に影を落とします。
あなが自信を持てば持つほどあなたの“器”は大きくなります。
成功を楽しんでください。
ありがとうございました。
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