あなたは他人の目や評価が気になりすぎていませんか?
この記事は、他人の目を気にしなくなるための記事です。
~目次~
1.何故、人の目が気になるのか?
2.他人が気になるのは気配りができる人
3.あなたが思う程、他人はあなたのこと事を気にしていません
4.人間の感情は、時間と共に必ず流れていく
5.怒りは思い出さない、喜びは思い出そう
6.気にしないように意識すると、余計に気なってしまう
7.できないこと事はやめちゃいましょう
8.あなたの「常識」は「非常識」です
9.ブレない自分になるためには
【1.何故、人の目が気になるのか?】
「何故人間は他人の目が気になるんだろう?」
そんな事、あなたも思った事あるんじゃないですか?まぁ、ほとんどの人が思った事があるでしょうね。それによって生きるのが大変になったり、ひどければ”うつ病”になってしまう人もいるかもしれません。
結論から言うと、こういう気持ちを完全に消す事は出来ません。
人間というのは他人からどう思われているのか気になる様にできているのです。
これは決して悪い事ではないんです。他人という比較対象がなければ自分がどんな人間か自分でも分からなくなってしまうからです。もしも色が「白」という一色しかなっかたら、それが白かどうかもわからないのです。黒や青や色々な色があるからこそ白という事が分かるんです。
他人のことを気にし始めて「自分らしさ」というものがわかるんです。他人がいるから「自分はこうなりたい」と思うようになるんです。他人の動向が気になったり、嫉妬したり、憧れたりしながら、あなたはどうなりたいか、どんな風に生きていくのか考える様になるんです。ですから他人の視線を気にするのには大きな意味があるんです。生まれ持った人間の機能だと心得て下さい。
【2.他人が気になるのは気配りができる人】
他人を気にしすぎる人というのは他人に対して関心があり、迷惑をかけないようにと気配りができる人なのです。まずはそんな自分を褒めてあげて下さい。
他人を気にして上手く喋れなかったり、オドオドしてしまったりするあなたは、とても優しい人なのです。繊細なのです。親を心配させないように自分を殺してきたりしたかもしれません。褒めましょう、そんな自分を褒めましょう。よく頑張ってきたなと、それは才能のひとつなんだよと。そんな他者への優しさや愛情はそのまま残しておきましょう。
自分の利益や想いを大切にして、その上で他人も幸せにする事を目標にしましょう。そうすればあなたは強く前進し始めるでしょう。
【3.あなたが思う程他人はあなたの事を気にしていない】
では、他人があなたをどう思っているかを考えてみよう。
あなたはご両親のことをよく知っていますか?若い頃の事や結婚した馴れ初めなど、思い出話で聞いたくらいしか知らないのではないですか?そうです。そんなものなんです。こんなに近い人の事でも意外と知らないのです。まして他人の事など知るわけないのです。
あなたが会社で大きな失敗をしたとしましょう。他人の視線を気にするあなたにとっては耐え難いことかもしれません。しばらくは気持ちがふさぎ込んで会社にも行きたくないでしょう。
でも実際にはあなたがそうであるように、自分が思っている程他人はあなたのことなど考えていません。あなたが心配する程他人はあなたの事など考えている時間なんてないんです。その時は面白おかしく盛り上がったり、悪口を言ったりしても、それをずっと言い続けていられるほど暇ではないんです。
だからあなたが心配する程他人はあなたの事など気にしていません。逆の立場だったらどうですか?あなたの同僚や後輩が失敗して落ち込んでいる時「大丈夫だよ、そんなに気にする事じゃないよ、」と励ました覚えはないですか?その言葉は、まったくその通りなんです。大きな恥をかいたとしても、誰かに怒られたとしてもあなたが思うよりもずっと早く忘れられているのです。安心してください。
【4.人間の感情は時間と共に必ず流れていく】
人間の感情というのは時間と共に変化していきます。
つらい出来事でも時間が経てば消えていくものです。勿論、例外はありますが。
人間の心の仕組みというのは、ひとつの感情を長く持続するのが難しくできているようで、永遠に怒り続ける事も、喜び続ける事も出来ません。なので、他人の視線が気になるという恐怖や不安も放っておけば自然と消えてしまうものなのです。
もしあなたが誰かを怒らせたり恨まれたりしても、その相手の感情もそう長くは続かないのです。
「何とかしなければ、何とかしなければ」と、ムキになればなる程イライラが強くなってしまったりするんです。意識すればするほど「心」がそっちに行ってしまうんです。放っておけば、やがて流れていくのが人の心の仕組みなんです。心の流れに逆らわなければ他人の視線なんて気にならなくなります。
【5.怒りは思い出さない、喜びは思い出そう】
嫌な思いを長引かせてしまう人というのは、腹の立った出来事や、落ち込んだ出来事を、何度も何度も思い返している人です。「怒りのリフレイン(繰り返し)」ですね。
幸せな人というのは、嬉しかった事を何度も何度も思い出しては喜ぶ、という傾向にあります。逆に、不幸せな人というのは嫌な事を何度も思い出してしまうようです。あなたが思い出したりしなければ嫌な出来事は少し時間が経てば忘れてしまうのです。人間はそういう心の作用を持っているということなのです。リフレインするかしないか、それだけなのです。
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【6.気にしないように意識すると、余計に気なってしまう】
「自分は自分、人の事は気にしない、気にするもんかっ!」と、何度言い聞かせたことでしょう。あなたも、私も、そして沢山の人達も。でも中々できないのです。意識を向ければ向けるほど気になってしまうのが人間の不思議なんです。
例えばこんな経験はありませんか?
AさんとBさんが自分の方をチラっと見ながら笑っているような気がしました。繊細なあなたは気になるでしょう。「悪口を言われているのではないか?自分の服装か?それとも仕事ぶりか?他の人の仕事は皆手伝うのに自分だけが手伝って貰えないのではないか?嫌われているのでは?」などと今まで気にしていなかった事まで考えてしまう。
悩みを解決しようとしてリフレインし、気にしているうちに気にしすぎて益々悪くなってしまう。悪循環なのです。
他人の目を気にしていないような人に聞いてみると、「他人の目や評価が気になるか?どうだろう………よくわからないです」と言うと思います。そう、彼らはそんなことは対して考えもしないのです。そんな風になれるといいですよね。
【7.できないことはやめちゃいましょう】
人は悩んでいると「できること」と「できないこと」の区別がつかなくなってしまいます。努力すればなんとかなる、と、できないことに時間を費やしてなかなかそこから抜け出せないでいるなんてことはよくあります。できることをやりましょう。「リフレインして思い悩む」事をやめるなんてあなた自身で変えられることなのです。
今のあなたは過去の積み重ねでできているかもしれません。でも、過去の苦しみを今の苦しみにしてはダメなのです。過去の苦しみなんて捨てちゃいましょう!あなたがこれから楽しく前進していくためには要らないものはすてればいいのです。できないことは放っておけばいいのです。「今」が良くなれば過去にあった事も「あれがあったから今が良くなったんだなぁ」と思えるようになるんです。
【8.あなたの「常識」は「非常識」です。色んな「価値観」を持ちましょう】
日本人同士は価値観が似ていると思いがちです。「そんなの常識だよ」とか「普通はこうだろ」とか言いがちですよね。でもそんな「常識」や「普通」や「みんな一緒」なんてないと思って下さい。価値観がみんな一緒なんてことはありません。みんな違って当たり前なんです。
言葉使いが悪い人や態度が横暴な人、声の大きな人や小さな人。色んな人がいて当たり前なんです。嫌な人がいても「あぁ、こんな人もいるんだなぁ」と軽く流して下さい。
苦しくなった時、相手との距離が近くなりすぎていないか考えて下さい。自分と同じである事を期待してしまうと苦しくなってしまいます。
あなたのような繊細な人は周りへの配慮ができる人でしょう。でも皆がそうではないのです。皆に思いやりがあるとは限らないのです。相手には相手の事情があるのです。あなたが自分の事で精一杯のように、相手も自分の事で精一杯なんです。
期待しすぎてはいけません。必要以上の期待はやめましょう。色んな「価値観」を受け入れましょう。
相手の「生き方」や「価値観」を認めてしまえば、相手の視線や評価に必要以上に敏感になる事もないでしょう。
【9.ブレない自分になるために】
結論から言うと、「他人の価値観を尊重する」事で「ブレない自分になれる」のです。
相手の価値観を認めたうえで相手は相手、自分は自分と思えるようになると、他人の言動に振り回されなくなります。あなたが他人の価値観を尊重し、言動や行動を認める事ができれば、あなた自身の気持ちがブレなくなるのです。これは他人とあなたの間にしっかりとした境界線を作る、という事なのです。互いにもたれかかったり傷つけ合ったりしない大人の境界線をつくるのです。
その境界線がしっかりしていれば、相手があなたをどう思っていようと気にならなくなるし、腹も立たなくなります。相手が好きなように振る舞い好きなように生きる事を認めましょう。あなたが嫌われても嫌ってくる相手の価値観を認めましょう。自分とどこかの国の民族くらい違う人間なんだと思うようにしましょう。それは決してあなたが負けた訳ではないのです。
あなたの事を認めて欲しいのであれば、相手の生き方も認めるのが対等なのです。そうする事で「この人はこういう生き方だけど、私は、こうありたい」という「自分らしさ」が見えてくるのです。
さあ、あなたも「ブレない生き方」してみませんか?
最後までお付き合い、ありがとうございました!
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